ゲームにお金を賭けるのは良くないと、子供の頃、よく言われました。

子供の頃したささやかな掛けゲームの思い出

子供の頃したささやかな掛けゲームの思い出

60才、男性のエッセイ : ゲームにお金を賭けるのは良くないと、子供の頃、よく言われました

ゲームにお金を賭けるのは良くないと、子供の頃、よく言われました。
理由は教えてくれませんでしたが、大人たちにそのように教えられていました。

私は将棋が好きで、学校が終わったら、学校の近くのお店に入ってそこで仲間たちと将棋を指していました。
誰ももちろん賭けません。勝ったり負けたりでしたが、仲間内では私が一番強かったようです。
あるとき、あまり付き合いのない遠藤君を友人から紹介されました。

将棋が強いとのこと。一局指そうと誘ったのですが、「何を賭ける?」と聞かれました。
私は一瞬何のことかわからず、「えっ?」と聞き返すと、彼は「何も賭けないんだったらやらない」と素っ気ない態度。私は「賭けるのはよくないよ!」、そういう私を彼は無視して帰ってしまいました。

後日、たまたま彼の自宅の近くに行く時があって、彼を訪ね一局指しました。
アイスクリーム1本を賭けて戦ったのですが、私がこてんぱんにやられました。
彼は賭けないと力が出ないんだと言っていたけど、私はみじめでしたね。何度挑戦しても全く勝てる気がしませんでした。
あのとき、賭けないと勝負には勝てない、強くなれないと子供の心に悟ったと思いました。

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